車査定時に査定士がチェックするポイントとは
あなたが車の査定時に高額査定を狙っているのでしたら、買取り業者の査定士がチェックする箇所を事前に知っておくと有利になるので幾つか紹介したいと思います。
1・外装
ボディカラーは査定金額に大きな影響を与えます。同一車種でも人気色と不人気色では数万円も異なる場合があります。また、ボディの傷や破損・汚れなども重要な査定ポイントとなりますが、査定を受けるからといって修理を行っても査定額に修理費用が上乗せされる訳では無いので、かえって損をしてしまう可能性もあります。
2・内装
内装の汚れが酷くクリーニングでも落ちないと判断されると交換が必要になるので大幅に査定額が下がる可能性があります。また、タバコやペットの匂いも購入希望者に嫌われる元となるのでマイナス査定になります。
3・エンジン
査定士はエンジン内部の異音をはじめ、各部状態のチェックや修復歴がないか確認を行います。エンジンのオーバーホールを行っている場合には申告するとプラス査定になる場合もあります。しかし、エンジンルーム内に記されている車体番号に移植や改ざんの跡がある場合は買取り自体を拒否される場合も有るので注意が必要です。
4・走行距離
車の平均的な年間走行距離は普通車で10000km・軽自動車では8000kmと考えられています。この距離を基準にして年式と総走行距離から割り出した年間走行距離が基準を下回っている場合はプラス査定となることが多く、上回っているとマイナス査定となる場合があります。
5・書類関係
車の取扱説明書をはじめとして、定期点検整備記録簿といった書類の有無によっても査定金額に影響がある場合があるので査定時に用意しておきましょう。